初対面であるにもかかわらず強く惹かれる、縁を感じる人と出会った経験はありませんか?
縁とはスピリチュアルの世界で「あなたの魂を成長させてくれる人のこと」を指します。
元をたどれば「魂のつながり」を意味する言葉が縁。出会って良い経験をしたという人が居れば、それはまさしく深い魂のつながりがあったということです。
例えば学校の部活動で共に切磋琢磨した友人や、共に仕事をした同僚など、そういった同じ経験をした人とは縁がある(あった)といえるでしょう。
また、家族や恋人になるほど近しい存在はソウルメイト(前世から縁がある人)・ツインソウル(あなたに最も近い魂を持つ人)など、今よりもはるか昔の時代から縁により結ばれている可能性が高いのです。
何より、縁がある人とはまたつながることができます。
縁があればまた繋がれる?本当に縁がある人の特徴8つ
強い縁を感じる人とは、一度疎遠になったとしても必ずまた再会することが可能だといわれています。
数年ぶりに街中で遭遇した、といった一見偶然に思える出来事も、実は魂が互いに日寄せあうことで生まれたのです。
では、果たして縁がある人というのは一体どのような人を指すのでしょうか?
ここからは縁がある人の特徴についてご紹介していきます。
1.初めて会うのにどこか懐かしさを感じる
縁がある人とは初対面でもはじめて会った気がしません。
反対に、まるで長年ずっと一緒にいたような感覚になることが大変多いです。
このような感覚を持ったとき2人は魂でつながっており、前世で既に出会っていた可能性があります。
その相手が異性であった場合は運命の相手、同性の場合は一生涯繋がりが途絶えることのない唯一無二の友人である可能性が高いです。
初対面の相手ならば緊張して上手く会話ができない、なかなか心を許せないという理由で手探り状態で会話しているというケースが多いかと思います。
ですが、縁があるということはお互いにある程度の波長を感じている状態です。
初対面から既に心を許せる・すぐに仲良くなった、という相手だった場合は縁があったのです。
2.共通の趣味・境遇が驚くほど多い
価値観や行動パターン、家族構成や環境…といった、通常ならば被らないであろう思考や経験が共通してある場合、間違いなく縁があります。
縁がある人とは、自然と親近感が湧いて相手との距離感が縮まります。
前世からのつながりが強い場合ですと、外見や雰囲気が似ていることもあるんですよ。
3.黙っていても気まずくならない
初対面の場合、時折生まれる沈黙が気まずいと感じたり焦ってしまうこともあるかと思います。
ですが縁がある人ならば、その沈黙さえ気になりません。
お互いが一緒にいることに意味を感じているので、会話をしなくとも自然とリラックスできるのです。
好きで付き合っても気を遣ってしまうことや、会話をしていないと落ち着かないという関係性は世の中には多く存在します。
そんな中でも落ち着き、沈黙の時間さえ自分らしく過ごせる相手というのは縁があるといえます。
4.一緒にいるとホッとする
一緒に過ごす時間が苦痛だと感じない、何時間でも話せる…大前提としてこのような気持ちになれる相手は、長い人生の中でもそうそう出会えるものではありません。
人付き合いが苦手な人ほど、この状況に対し強い縁を感じやすいとされています。
隣に居るだけで落ち着くのは、魂のつながりがそれだけ深く共鳴しているから。
壊れることのない友情を築けたり、結婚すれば穏やかな幸せを手に入れられる相性といえるでしょう。
5.距離があっても心のつながりを感じる
一緒に過ごす時間だけでなく、離れていたとしても安心できる相手だとすれば、間違いなくその人とは強力な縁でつながっています。
不安にならない理由は離れていても縁が途絶えることがないと、お互いが理解しているためです。
離れることがお互いの成長のためならば辛くない、それどころか近くにいなくても相手を思うだけで安心できるのです。
通常ならば離れるだけで心配になる、不安になるという方が多いでしょうが、魂でつながっている者同士ならば、いつかは必ず会えると深層心理で確信しているのです。
6.相手の前では素のままの自分でいられる
人間関係にはさまざまな衝突が存在します。
些細な言葉がきっかけで喧嘩をしたり、嫌われたり…と他者との関係を築くのは難しいことです。
ですが縁のある人とは自分を取り繕う必要もなく、ありのままで居られるのです。
相手の考えやアドバイスも不満を抱く事なく受け入れられたり、友人にすら言わないような話をしたり。そういった言動が目立つ場合、その相手とは前世からのつながりがあった可能性が非常に高いです。
前世で縁があった相手とは、現世で出会う前からすでに信頼関係がしっかり構築されています。
そのためお互いが素の自分をさらけ出す事にも抵抗がなく、むしろその姿を見られて心地よいとさえ思えるのです。
7.シンクロニシティ現象がよく起こる
シンクロニシティとは、ユングが提唱した概念で「意味のある偶然の一致」を指します。
連絡をしようと思っていた相手から連絡が来た、会いたいと思っていたら本当に会えた、といったような偶然もこのシンクロニシティ現象が関係しています。
ユングはシンクロニシティを提唱すると同時に、「人間の意識は深い部分でつながっており、交流している」と考えました。
そのため、予兆のようなものを多く感じる場合は相手との波長が合っており、無意識的にメッセージを受け取っていると推測できます。
8.相手の幸せを心から願える
例えば好きな人と別れてしまった時、喧嘩の末に絶交をしてしまった時。
多くの人は自分の感情を整理する事に精一杯で、すぐには相手の事も考えられないでしょう。
しかし魂でつながっている二人ならば、別れが訪れたとしても真っ先に相手の幸せを願えるのです。
次は絶対に幸せになって欲しい
あなたのおかげで、私はこんなにも成長した
上記のように、前向きな感情を向けられる他相手に対する感謝もできます。
前世からの強いつながりを持った者同士は、決して見返りを求めません。
そのため無償の愛を向ける事にも抵抗はなく、「自分が成長するための時間だった」と考えられるのです。
さらに、離れてしまっても不思議と「またどこかで会える」と思える事でしょう。
縁があれば別れてもまた繋がるって本当?
現世で運命の相手だと定められた相手とは、別れたとしても再び会えるといわれています。
というのも、魂のつながりさえある者同士が離れてしまう理由は宿命とされており、必要不可欠な事なのです。
なぜこのような行動に出るのか、に関してですが、無意識下に魂の成長を促すため、絆を深めるために別れを選択しているという理由が大半です。
時に試練がなければ、魂は成長せず人間力を高める事も出来ません。
お互いが無意識に離れる事を選択しているため、再会を果たすには行動を起こす必要があります。
しかし「行動」というのは決して相手を追いかける事ではなく、再び相手にサインが届くように自分磨きをする事を指します。
少しでも「会えない」と諦めてしまうと、引き合うはずの運命が変わってしまい、どんどんと再会できるチャンスを逃してしまう事に。
未練を切り、必ずまた会えるのだと未来を信じていれば、たとえ数年という月日が流れようとも必ず再会できます。
本当に友達?縁があればまた繋がるスピリチュアル的な理由5つ
運命の人とは縁があればまた会える、と解説しましたが、そこにはスピリチュアルな理由があります。
前世からつながっている相手とは、必ずスピリチュアル的な関係があるからです。
前世で恋人だった、家族、友人…関係性問わず、少しでも接点があった場合は縁があるとされ、そのつながりは現世にも引き継がれます。
ですが、なぜ縁がある事が再会につながるのでしょうか?
その理由について、一つずつ見ていきましょう。
1.別れはお互いの関係を試すものとして存在する
先述した通り、別れは「宿命」とされています。
あえて別れを生み出すのは、恋人同士の状態では成しえない精神的な成長を目的としているのです。
お互いが運命の相手だと確信していると、ついその存在に甘えて依存関係に陥ってしまうこともあるでしょう。
しかしそれでは魂は成長しませんし、関係が悪化する可能性も否めません。
そこで一度別れることにより成長を促し、精神的にも成熟した状態で再会することにより、そのつながりを一層強固なものにするのです。
人によっては耐えられない、長い期間になるかもしれませんが、その分効果は絶大。再会した頃には二人の魂は再び一つに重なり、以前よりも大きな幸せを得る事が出来ますよ。
2.離れた時に相手の価値をより深く感じる
いくら運命の相手であっても、一緒に居る時間が長くなると相手の重要性が分からなくなってしまうことがあります。
というのも、傍に居るのが当たり前だと考えてしまい、どれほど大切な人物なのかという価値を見失ってしまうのです。
もし相手が本当に自分にとって深い縁のある存在ならば、別れたあと必ず
「もっと大切にするべきだった」
と考える事でしょう。
別れる事により初めて、その存在がいかに大きい物だったかを知るのです。
3.思考や行動パターンが似ている
自分では強く意識していなくとも、行動パターンは似てしまうもの。
さらに魂で直接「会いたい」というサインを無意識に送る事もあり、そういった理由からも別れた後もどこかで再会する可能性が非常に高いのです。
運命の相手であれば、お互いに引き寄せ合う力を持っています。
4.前世から魂のレベルでつながっている
魂の繋がりがある相手とは、離れたとしてもいつかはつながり合うとされています。
特に魂の縁が最も深いツインレイ(1つだった魂が2つに分かれて誕生した男女のこと)は、他の人とは比べものにならない強固なつながりがあり、切っても切れない関係といえるでしょう。
たとえその存在から離れようとしても、自分の人生の中から簡単に居なくなることがありません。
直接魂でつながっている事もあり、ツインレイの二人は決して完全に離れられないのです。
5.真実の絆を持つ人は自然と惹き合わされる
運命の人とは、別れても不思議とお互いに引き寄せ合うものです。
無意識にお互いを必要としているので、ふとした時に
会いたい、話がしたい
と思ってしまうのです。
自分では強く意識していないつもりでも、知らないうちに引き寄せ合うのは強い縁で結ばれている証拠です。
もしも思いもしない場所で何度も会う事があれば、それは間違いなく運命の相手だといっても良いでしょう。
別記事で「別れたけど結婚する気がする理由」について紹介しています。
真実の絆を持つもの同士であればもう一度、自然と惹かれ合うかもしれません!
縁がある人とまた繋がるタイミングに起こること
本当に縁がある人とは、魂の波長によりメッセージを送り合う事があります。
普段はしないような事をしたくなったり、考えたりした経験はありませんか?
それはもしかすると、運命の相手と再び出会うための準備や予兆かもしれません。
ここでは、縁がある人と再び繋がるタイミングに起こる事を5つほど解説していきます。
運命的な力で互いに引き合わされる
運命は生まれた時からある程度定められているもので、基本的にはその通りに物事が動きます。
特に「運命の相手」とも呼べるほどに強い魂のつながりを持っている相手とならば、その力はさらに強く動きます。
別れる事は必然的だという風に先述しましたが、当然出会う事もまた必然。一定の期間を経た上で、かつお互いが「会いたい」と思ったタイミングで、再び魂は引き合わされて出会う事になります。
意外なタイミングでのメッセージや連絡
別れてからは一向に連絡を取っていなかった相手から、
いきなり連絡が来た
こういった話をよく耳にしたり、体験した事はありませんか?
前触れもなく相手から連絡が来た場合、それは運命が再び繋がりを持つようにと暗示をしています。
しかし、運命だからといって過信は禁物です。
最初は簡単な挨拶程度から連絡を取り合い、復縁の相談をしてみましょう。
相手が運命の相手、縁があるからといっても心の中にやましい感情や束縛といった重い好意が秘められていた場合、魂の波長が合わず繋がりを持てないケースもあります。
友人や知人を介して再度繋がる
自分一人の力では引き寄せられない時は、友人や知人に頼ってみるのも良いでしょう。
友人達も前世では繋がりがあった、あなたにとって大切な人なのです。
その縁を上手く活用することで、再び再会が出来たというケースも存在しているため、数年経っても会えないといった場合には是非試してみてください。
イベントや場所での予期せぬ再会
近所の公園、ライブ会場やお店など、実は場所を問わず再会する事もあります。
あなた、及び相手が直接魂に向けてメッセージを送った結果、自然と同じ場所に着いているのです。
決して偶然ではなく、これもまた運命の一部です。
街中というのは本当に広いですし、人も大勢います。
その中で巡り会えたというのはまさしく縁がある、そして運命の相手だからこそ出来た素晴らしい出来事といえるでしょう。
この経験を経た二人は今後、離れる事なく幸せに過ごせるそうですよ。
日常のルートから外れた場所でのサプライズな出会い
中には、出会い系サイトを活用し知り合った人物が知人(別れた恋人)だった…といったケースも存在しています。
このように非日常的な出会いもまた、運命が導いた結果なのです。
縁のある人とは基本的に離れられない傾向にあります。
そのため、恋人を求めてそういったアプリやサイトを利用しても、あなたの中に秘めた魂が波長を読み取り、無意識的に相手を選んでいるのです。
そして、利用したきっかけも引き寄せられたがゆえに同じであるのは確実。
復縁はもちろんの事、以前よりもさらに深い関係になれるでしょう。
縁がある人とまた繋がるために必要な準備
運命の人でかつ縁がある人となら、また繋がりたいと思うのは当然のこと。
とはいえ別れた直後や相手に依存をしていたという場合には、ショックで立ち直る事に精一杯の状態でしょう。
しかし、ただ別れを悲観しているばかりでは、再会のチャンスを逃してしまいます。
再び出会うために、ある程度の準備をしておきましょう。
魂を成長させる
運命の相手と再び繋がるためには、「魂の成長」という課題を乗り越える必要があります。
具体的には襲う困難を逃げずに立ち向かう、自分磨きに尽くすといったもの。
これらを常日頃意識しておくと、自ずと魂の成長に繋がっていきます。
精神的な強さを身に付ける事によりあなたの魂はさらに強くなり、運命を引き寄せる力を高められるのです。
また、精神的な強さは自信にも繋がります。
運命の人に出会うためにも、まずは自分の心から成長させていきましょう。
相手への過度な依存をなくす
相手に対する未練や、精神的な依存をしているうちはどれだけ望んでも繋がる事が出来ません。
相手が中心の日常生活を一度捨て、「自分のために生きる生活」に変えていく必要があります。
仕事や趣味を充実させたり、人間関係を広げるのが最も効率が良いです。
依存や執着心といった感情を無くす事により、魂の成長にも繋がり、結果的に運命の人と再会するチャンスを得られるのです。
心から相手の幸せを願う意識をもつ
運命の人に会いたい理由が、自分の欲を満たすためではいけません。
会いたいから、また一緒に居たいから…といった自らのエゴを押し付ける形で期待をしていても、いつまでも出会う事はありません。
自分の感情ばかりを向けるのではなく、相手の幸せをきちんと願うようにしてみましょう。
例としては、
今恋をしているなら、今度は幸せになって欲しい
毎日楽しく過ごしているなら、それだけで満足
といったように、前向きに願うのが大切です。
あなたが心からそう思えた時に、やっと相手にもそのメッセージが伝わり引き寄せられていくのです。
恋愛だけに焦点を当てない
「運命の人=恋人」という先入観が、あなたの中にありませんか?
運命の人とは、必ずしも恋愛関係に至る相手とは限りません。
あなたにとっての運命の人であったとしても「親友」という形で収まる場合もあり得ます。
「恋人」という繋がりに固執するのではなく、「どんな形でも良い関係を築きたい」という考えに変えてみましょう。
こだわりを持ってしまうのは、自身の願望を押し付けているのと同じ意味を持ちます。
それでは運命の相手というよりは、自分に都合の良い相手を探しているようなものになってしまいます。
先入観やこだわりを一度全て捨てて、広い視野を持ってみましょう。
すると、自ずと再会のチャンスは巡ってきます。
まとめ
魂が繋がっている相手と巡り会えるのは、奇跡的な事です。
少しでも他の人と違うと思ったのなら、その人はあなたにとってかけがえのない運命の相手、そして縁がある人といえるでしょう。
もしそのような人と離れる事があっても、決して本当の別れになる事はありません。
別れとはすなわち、出会う前から決められていた試練のようなものだからです。
お互いにそれを乗り越えた瞬間、深い縁を持っていればまた繋がれるのです。
前世からの繋がりを明確に認識出来る人というのは非常に貴重な存在です。
もし、あなたが既に不思議とも呼べる縁を感じる人と出会っている、知人であるならば、その存在を大切にしてくださいね。